やる気はどこ?

やる気はどこ?

やる気はどこ?

昔から縫い物が苦手です。

家庭科の授業でスカートなんざ縫う中学のときは、まずほとんど祖母の出番でやりすごした記憶がありますし、上の子供たちの時は縫い物上手の義母が健在でしたので、学校関係のバッグやら小物やらすべてお任せでした。

とはいえ、何もできないというわけでもありません。

ミシンも(亡くなった祖母から譲り受けた年代物だが)あるし、気がむけば「きんちゃく袋」ぐらいは作ったりもします。

図書館とかで手芸関係の棚をみると、むくむくとやる気が出ることもあるけど……まぁ、それはだいたい、やる気だけで終わってますがね。

歳がはなれて末っ子がうまれて、この子が幼稚園に入るときには苦労しました。とうに私の祖母は亡くなっており、義母もこまかな仕事を頼めるような体調ではありませんでした。

いまどきは、なんでもお金をだせば「かわりにやってくれる」商売が成り立っています。

幼稚園バッグをはじめ、さまざまな「縫い物」も、手芸関係の店のみならず、ネットで探せばお手頃なお値段で注文を受けてくれるところがたくさんありました。

それぞれ、幼稚園のオーダーサイズにあわせて、しかもこちらの要望を取り入れて、「手作りっぽく」「女の子っぽく」「シンプル」とか、注文をつけることもできます。

でもねぇ。

まぁ身内の手作りならともかく、お金払ってポン、というのもどうもいただけないかと思って、このときはそれこそ山のようにテキストを買ってがんばりましたよ。

その最中は、一度スイッチが入るととことんやるタイプではあるので、明けても暮れてもミシンの前に座ってました。おかげさまで、他人さまに一応は褒められるようなブツを無事完成させることもできました。

後から上の息子たちに「あの時のママは鬼気迫る勢いだった」と笑われたぐらいですから、まぁ必死だったということでしょう。

でも、そういうやる気も、身近で具体的な目標とモチベーションがなくなれば一気に薄れてしまうのでした。

そんなわけで、1年生になった末っ子の新学期、「ぞうきん2枚」という課題でさえ、げんなりしてしまうのでした。ミシンをだすまでもなく、ちょいちょいと縫えばいいだけなのに、夏休み中かかって「ま、まだいっか」のノリで後回しにし、結局、最後はコンビにで調達……。

金だしてポン、じゃないですか、結局ね(涙)

新型カローラフィールダー

モラルハラスメント

モラルハラスメント、という言葉をご存知でしょうか。一言で言うと、精神的な暴力ということです。私も言葉でしか知りませんでしたが、友人がこれで相談してきました。

3年前に結婚した友人でしたが、当初から「夫とうまくいかない」という話をちょくちょく聞いていました。最初は電話で話を聞いたりして、相談にのっていました。

しかし、なんというか旦那さんに対する思いを色々と話そうとするのですが、うまくまとめられないという感じでした。

旦那さんのことで困っている、どうしたらいいのかわからない、という気持ちは伝わってくるのです。確かにちょっと思いやりのない旦那さんだなあという印象は受けました。

でもそれぐらいのことならどこの家庭でもあるかもね、というレベルだったのです。それが今思えば私の理解不足だったなと痛感しています。モラハラの典型例でした。

モラハラの加害者は、被害者を言葉で痛めつけて被害者が悪いんだと洗脳するのだそうです。

本当に悪いのは加害者の旦那さんのほうなのですが、それを話題をすり替え自分のことを棚にあげ、威圧的に友人を責め続けることで友人は「自分が悪いのかも」と思ってしまうのです。

多くの被害者が自己犠牲の精神が強く、常識のある人たちだそうです。加害者と冷静に話そうとするのですが、モラハラをする人は自分が加害者であるという自覚がありません。

すぐに話をすり替えたり理屈で丸め込むので、話し合いにならないのだそうです。

私が友人から最初に相談を受けていたとき、まさにその状態だったそうです。夫が悪くてなんとかしたいのだけれど、自分にも非があるようなきがする、という状態です。

そんな感じなので、相談するときでも「私も悪いところがあるのだけど・・・」となり、なんとも煮え切らないことになっていたのです。私もその時はお手上げでした。

それなら喧嘩両成敗じゃない、と軽く返してしまっていたのです。

それから2年経ち、友人は離婚することになりました。裁判になるかというところだったようですが、腕のいい弁護士さんにうまくまとめてもらったようでした。

お金のことはあまり聞いていませんが、いくらかの慰謝料はもらえることになったようです。最初はもう関係を持ちたくないと友人は拒否したそうですが。

これを機に、強く生きると言っていました。そういうものでしょうか。モラハラは悪魔ですから、悪魔に太刀打ちできるほどすぐには強くなれない気もします。