恩師がいたら

恩師がいたら

恩師がいたら

「恩師」という言葉を使うと、どの先生を思い浮かべるものでしょうか。一般的にはやはり、高校の先生などが多いものかもしれませんね。小学生は期間が長く、まだ記憶のなかで「人生に大切なものを教わった」という印象がなかなか残らないものでしょう。実際には幼児期、本来なら幼稚園とか小学校で習い覚えたものこそが人生の根っことして大事な部分になっているのだとしても、それと教えてくれた、導いてくれた先生とが一致して記憶に残ることは難しい年頃です。

また大学になると、専門的な分野で尊敬したり、社会への道を開いてくれたりということがあって、それによって「恩師」と呼びたい先生との出会いはあるかもしれませんが、ただ、人としてすでに形成された上での出会いであることが多く、どちらかといえば「感謝する」ことのほうが多く、恩ある師、という感じは少ないような気もします。

そうするとやはり、中学から高校ぐらいで出会った先生による影響がいろんな意味で大きく印象に残るのではないでしょうか。

中学から高校というのは年齢的にも中途半端な年頃で、親とは距離がある年頃でもあります。それでいながら、自分の限界とか将来への夢と同時に挫折もあり、また友人関係も非常にむずかしい年代です。

かたまりつつある「人として成長しつつある心」は、それでいて、まだやわらかく、どうとでも形が変わるような年頃です。そのときに、人生の先輩として、ただ学業を教わるというだけでない面での大きな影響を与えてくれた先生との出会いがあれば、それを「恩師との出会い」と呼べるのかもしれませんね。

恩師が、必ずしも学校の先生でなくてもいいと思います。

身近にいる、経験と体験を糧にして、自分の生き方を確立している人がいたらと思うのです。

親以外の、自分にかかわる大人の人、人生の先輩が、生きる道でのその時々の子供の悩みや不安にたいして、真剣に相対してくれたら、その人が恩師となりうるのかもしれません。

いじめが頻発するなかで、先生だけでなく、そういう大人が、いじめる側にもいじめられる側にも、どちらにもいたら、少しでもよくなるのではないかと、このごろのニュースを見ながらふと思いました。

効率のいい勉強方法

とある資格を取得するために、ただいま試験勉強の真っ最中です。資格の勉強は実に5年ぶりなので、頭がなまってなまって大変です。なかなか集中力が戻ってきません。

もしかしたら夫の地元にUターンするかもという話が出てきて、焦り始めました。それなら今から少しでも有利になるように、資格を取っておこうと思い立ったのです。

しかし合格率は20%前後という、割と難しい国家試験です。簡単にはいきませんね。

以前資格を取得したときは、2年越しで合格できました。1年目は数点及ばず落ちてしまい、次こそはと一念発起して頑張ったことを思い出します。大変な毎日でした。

仕事をしながら取得したのですが、その当時はある会社で営業の仕事をしていました。ノルマのある仕事でしたので、毎日遅くまで残業がありました。その中で勉強です。

実質勉強する時間は行きと帰りの電車の中、お風呂の中、寝る前ぐらいなものでした。

換算すればおよそ2時間程度でしょうか。電車を乗り過ごしてしまうほど集中して勉強していました。同じ問題集を繰り返し繰り返しやっていましたね。

根本的に理解して勉強したことを生かすには、とにかく働いて経験するしかありません。勉強では覚えられないことがたくさんあります。しかしそこにたどり着くための資格です。

まずは合格しなくては意味がありません。ですので、同じ問題集を何回も繰り返しやって、問題ごと覚えてしまうのです。

これを3ヶ月でやりました。結果は合格点ラインのプラス5点でした。まるごと覚えた問題がそのまま出たりしていて、それは本当にラッキーだったと思います。

今その問題は解けないかもしれませんが(汗)私は受験勉強をろくにしなかったので、こんなにも根を詰めて覚えるということがそれまでありませんでした。

やれば出来るもんだな、と自分に少し自信がつきました。そうなんです。人間必死になってやれば、ある程度のことは叶うものなのです。

効率のいい勉強方法と書きましたが、私にとってはそんなものありませんでした。器用な人間ではありませんから、とにかく同じことを反復して覚えるということでした。

結果的にそれが一番私にとっては向いていたように思います。今は速読や速聴で覚えることもできるそうですから、そういうアイテムを試してみるのもいいですよね。

とにかく覚えること、そして絶対合格しなくてはいけない状況を作ることですね。